栄養

ペットボトル水と水道水はどちらが安全なの?【結論:水質基準項目の多い水道水】

シャスタ産クリスタルガイザーを愛用歴5年の水マニア管理栄養士、ねこらのんです。

「ペットボトル水の方が水質基準値が水道水よりも緩いって聞いたけど、なぜペットボトルを選んでいる人がいるの?」

に関してですが、生活スタイルで併せていることなどがあげられます。
安全性に関していえば水道水の方が安全です。

しかし完璧に安全かといえばそうではありません。水道水にも残留塩素やトリハロメタン、鉛、アルミニウムなど問題のある有害物質が基準内ではありますが含まれています

ここではペットボトル水と水道水の水質基準項目などの違いについてご紹介していきますね。

 

ペットボトル水と水道水の違い

ペットボトル水と水道水は管理している機関や法律、基準が違います。

厳しいのは厚生労働省が水道法で管理している水道水で安全そうにみえますが、問題はあります。ペットボトル水は農林水産省と食品衛生法によって管理されており基準は水道水よりも厳しいですが、全てが水道水に劣っているわけではありません。

水道水にとって良いところがあれば、ペットボトル水にとって良いところもあるのでご紹介していきますね。

違い①ペットボトル水は水質基準項目数が39項目で水道水は51項目で水道水の方が厳しく制限されている

水質基準項目は水道水51項目、ペットボトル水は殺菌・消毒有りが39項目で殺菌・消毒無しが14項目で水道水のほうが厳しく制限されています。

項目 水道水 ペットボトル水
殺菌・除菌有 殺菌・除菌無
水質基準項目 51 39 14
カドミウム 0.003mg/L以下 0.003mg/L以下 0.003mg/L以下
水銀 0.0005mg/L以下 0.0005mg/L以下 0.0005mg/L以下
0.01mg/L以下 0.05mg/L以下 0.05mg/L以下
ヒ素 0.01mg/L以下 0.05mg/L以下 0.05mg/L以下
クロロホルム 0.06mg/L以下 0.06mg/L以下 -
残留塩素 1mg/L以下 3mg/L以下 -
総トリハロメタン 0.1mg/L以下 0.1mg/L以下 -
フッ素 0.8mg/L以下 2mg/L以下 2mg/L以下
有機物 3mg/L以下 3mg/L以下 -

参考:JDSA製品水委員会厚生労働省

比較して制限が厳しいものには赤字にしていますが、明らかに水道水の方が厳しく基準が設けられています。また、項目は他にもありますが、身体への影響について問題視されているものをピックアップしています。

違い②ペットボトル水の殺菌消毒方法は4つ、水道水の殺菌消毒方法は塩素殺菌

ペットボトル水の殺菌消毒方法は4つ、水道水の殺菌方法は1つあるのでそれぞれご紹介していきますね。

ペットボトル水の4つの殺菌方法:加熱殺菌・フィルター除菌・オゾン殺菌・紫外線殺菌

ペットボトルの殺菌方法は以下の4つがあります。

  1. 加熱殺菌:中心温度を85度で30分以上
  2. フィルター除菌:フィルター孔経0.45μm以下
  3. オゾン殺菌:CT値✕処理時間が1.6以上
  4. 紫外線殺菌:90%以上の透過率254nmの波長で26,000μW-sec/cm2

これらの方法によってペットボトル水は殺菌消毒されていますが、加熱だけでは殺菌できないものやフィルターだけでは濾過出来ないウイルスなどもあるため安全性については懸念が残ります。

水道水の殺菌方法:塩素殺菌

水道水は塩素殺菌消毒されています。この塩素は浄水道が付近に家があるところほど塩素値が高く、遠いところに家がある場合はどんどん塩素値が低くなるという特徴を持っています。

理由は塩素が水に溶けるもので、濃度が薄くなるためです。

この塩素消毒によって感染症を抑制させることができていますが、反対に残留塩素と有機物が化学反応を起こすことで生じるトリハロメタンの問題があるため100%良いものにすることは難しいです。

生活スタイルや目的にあわせて、ペットボトル水か水道水かを選択する

明らかに項目数や基準値などを見ても明らかに水道水の方が安全です。

しかしすべての人に水道水が良いかといえばそうではありません。住む土地によっては残留塩素が多いことや水道管が60年以上たっていてサビだらけだったり、水質が地域によってはさまざまです。いくら貯水タンクでは水質を満たしていても水道管に問題があればもともこもありませんし、水の中に生物がいるため菌の繁殖にもつながることは仕方がありません。

そのためライフスタイルや目的によってペットボトルか水道水を選ぶことが良いと思います。

ペットボトル水:引越しや移動が多い

転勤族で引越しが多く賃貸に住むことが多いのであれば、ペットボトル水を選ぶ人も少なくないでしょう。信頼できる会社のペットボトル水を購入した方が安全だという気持ちは非常によくわかります。

実際にねこらのんも、移動が非常に多くまたもともと転勤族の家庭に生まれ育っているため、ペットボトル水が板についてしまっています。大手だから安心という考えは無く、自分がしっかりと調査してどこの採水地でどうった処理が行われているのかできる範囲でネットで調べてから購入するようにしています。

とはいっても、全てを見つけ出せおらず抜けもあると思うのでもし「ここ違う!」ということがあったらぜひ教えてほしいです。ちなみに現在購入しているペットボトル水はシャスタ産クリスタルガイザーと島根県産の天然アルカリ水です。

水道水:持ち家があるなど移動が少ない

移動が少ない人はぜひ水道水を使って欲しいです!ただ水道水だけだと残留塩素などの問題が気がかり。そのため浄水器をつけることがおすすめです。

残留塩素や鉛、アルミニウムなどの有害物質を除去するために浄水器を取り付けることがおすすめ

浄水器も大手から子会社までそれぞれありますが、いろんな意見は飛び交っていますが大手の浄水器には中空糸膜や逆浸透膜、粒状活性炭で銀がコーティングされていることが場合があります。金属アレルギーをお持ちの方はあまりおすすめできません。

銀は体内に入るとなかなか排泄が難しいためアメリカやドイツでは規制されているものです。もし万が一銀を過剰摂取してしまった場合は銀皮症にもご注意を。

そうならないためにも銀がコーティングされていない信頼のできる浄水器を購入して、塩素から身を守った方が良いですがそういったものは非常に高価です。

まとめ

ペットボトル水の採水地が安全で環境保護区内で採取しているもので基準値がHPなどに掲載されているのであれば、私はそちらを選択します。しかし生活する上で口にするものだけではなく、お風呂やトイレなどでも水道は使いますし、皮膚からの吸収もあります。そのため家全体を浄水したいのであれば水道水に浄水器を取り付ける方が安全でしょう。

私も移動せずに1つの場所に収まるようになれば浄水器を購入する予定です。また活性器もいいなと考えてはいます。

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